
Compact Two Faceは、今までの「Two Face」と基本性能は同じでジャックを上部に配置し、省スペース設計になり、ペダルボードフレンドリーなバージョンとなります。






Fuzz Faceの回路には2つのバージョンが存在します。1966〜1969年の初期型はゲルマニウムトランジスタを搭載し、1970年以降は温度変化に強いシリコントランジスタが採用されました。どちらの音が優れているかという議論は尽きませんが、そこで私は「両方の回路を1つのペダルに詰め込んで、切り替え式にしたらどうだろう?」と考えたのです。実質的に2台分のペダルが1台に凝縮されているわけです。ゲルマニウムは温かみがあり、太くダークなトーン。シリコンは明るく、人によっては少し鋭い(荒々しい)と感じるトーンですが、スイッチ一つでその両方のサウンドを足元で使い分けられます。ゲルマニウムは温度変化によるバイアス変動の問題がつきものでしたが、その対策としてトップパネルにバイアスコントロールを搭載しました。いつでも最適なトーンに微調整したり、あえてバイアスを下げて、モーターボートのような独特でクレイジーな発振音を生み出したりすることも可能です。これらはすべてトップパネルで操作できます。シリコン回路のバイアスは内部で4.5Vに固定されており、調整の必要はありません(非常に安定した動作をします)。
ペダル内部には「インプットコントロール」のノブがあります。標準設定では右に振り切った状態ですが、左に回すと全体のゲインがわずかに下がり、サウンドが明るくなると同時に、ワウペダルとの相性も良くなります。ゲインをほんの少し抑えることでトーンに芯が出る場合もありますが、そのあたりは実際に試して好みの音を探る楽しみでもあります。
最後に、これは50年前のファズ回路に基づいているという点にご留意下さい。特に70年代設定でファズを最大にすると、ノイズやうねりが発生することがあります。ファズの設定をほんの少し下げれば、それらは解消されます。ロケットのような爆音を求めつつ、演奏中は気にならない程度の「ジリジリ」というノイズなら許容できる… という場合はそのままで。とにかく、演奏を止めないことが一番です!それから、このペダルはギターのボリューム操作やピッキングの強弱に対して、驚くほど忠実に反応してくれます。そこがこのペダルの最大の魅力ですね。ギター側のボリュームを積極的にコントロールすることで、実に多彩なダイナミックサウンドを生み出すことができます。
9V電源アダプターまたは9V電池で動作します。
COMPACT TWO FACE
売価:41,000円(税別)
JAN:4589867904738